4.01.2009

BUENA VISTA SOCIAL CLUB

いまさらですが、ブエナ☆ビスタ☆ソシアル☆クラブのDVDを買いました。



かれこれ既に10年前の映画なんですね。音楽はリリースされた頃から聴いていたのですが、映画の方は実は見ていませんでした。映像の方は実はそれほど興味を持っていなかったのですが、今になってものすごく見たくなり、Amazonでポチッと買ってしまいました。

映像の方は予想通りで、コントラストの強い映像と出演する年老いたミュージシャンたち、そしてキューバの街並みが実に暖かく、そして懐かしく、じわっと来る感動をもたらします。特に出てくるレトロな車は、とてもこれが1999年のリアルタイムな映画とは思えません。

そして、この貴重なミュージシャン達を見つけ、スポットを当てたライ・クーダーにも拍手です。この映画がなければキューバのこの素晴らしいミュージシャン達に出会うことはありませんでした。

実は日本、そして他の世界各地でも同じように素晴らしいミュージシャン達が数多く埋もれています。商業主義に走り過ぎな音楽業界の功罪です。全てが間違っているとは思いませんが、どこかでこの素晴らしいミュージシャン達にもスポットが当たるようになるといいと思うのですが。

余談ですが、この「Rhythms del Mundo: Cuba」という作品もBUENA VISTA SOCIAL CLUBのメンバーによるものです。



Coldplay、Jack Johnson、U2、Maroon 5、Sting、Franz Ferdinand、と言ったそうそうたるメンツによるオリジナルの楽曲をBUENA VISTAのメンバーのアコースティックな生演奏でRemixするという、まぁやり方としてはありがちな手法なのですが、これがゆるーい感じで実にいい。このCDを実はよく聴いていて、それで今一度ブエナ☆ビスタ☆ソシアル☆クラブの映画を見たくなった、ってのもあるんですよね。

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