10.27.2005

THE BAD PLUS

皆さん、THE BAD PLUSって知ってますか?最近のジャズシーンを騒がせているピアノトリオです。

ピアノトリオと言うと、しっとり静かに聴く音楽のイメージがありますが、このバンドは違います。何しろキャッチコピーが「史上最轟音ピアノトリオ」ですから。しかしそのイメージで、さぞ大きな音を出すのかと思うと、実際はちょっと違います。確かにライヴでの音は大きいですが、それ以上に印象的なのはダイナミクスです。

最新作「Suspicious Activity?」を聴くとそれは顕著に表れてます。

1曲目のイントロの静かな始まり。思わずボリュームをあげて聴いていると、いつの間にか盛り上がって来て大轟音になっているのです。思わず周りを気にしてボリュームを下げつつ聴いていると徐々にイントロの静けさに戻って穏やかなピアノトリオのように終る。そんなアルバムの静かだったの?と疑問符の残る始まりをぶち壊すかのように、2曲目ではいきなり「人力テクノ」とライナーに書かれるようなビートの曲。
もう語り出したらきりがないし、あまり最初にイメージを植え付けるのもよくないと思いますので、是非一度聴いてみて下さい。新譜なのでお店に行けば試聴機に入っていると思うし、彼らのサイトでも試聴できます。

10.22.2005

東京モーターショウ2005

行ってきました!初めてのモーターショウ。

会場に入ってさっそく目に入ってきたのがECLIPSEのブース。これってどんな衣装?って感じのコスチュームでびっくり。目が釘付けになりながらも(せめて写真くらい携帯で撮ってここに載せれば良かったですね・・・)、目的の外国車ブースへ。


全体的な印象としては、まぁ基本的には小さなショウルームの集合って感じですよね。まんまですが。コンセプトカーとか余り興味のない僕にとっては特に目新しいものはありませんでした・・・

それでも面白かったのはAUDIブース。B&Oのオーディオを純正品として搭載したというS8を見てきました。僕もヘッドホンを愛用しているB&Oのカーオーディオってどんなもん?と思って早速乗って試聴してみました。これは車のどの位置に乗っても、同じ音場環境を得られるというのが売りの商品らしい。僕は後部座席に乗ってみました。なるほど、B&Oらしいキレのあるクリアな音です。しかし!どこでも同じ音場が得られるというのは難しいですよ。僕は音に対してうるさいのかもしれませんが、定位を必ず気にするのですが、音の定位がどこに対してどのように設計されているのかわからず、きょろきょろしてしまい、実に疲れてしまいました。でも、試聴したのはAllというどの位置にも均等にいい音が提供されるモードだったので、運転席モードや、後部座席モードなどいろいろ試してみたかったですね。説明してくれるのがB&Oの人で日本語ではなかったので、ちょっと質問も遠慮しちゃいました。

他にはVWブースのコンセプトカー。あまり興味ないとか言っておきながら面白かったというのは、これが環境に配慮した車ってのが今回の全体のテーマでもありながら、所謂時流的なハイブリッド車ではなく、ディーゼルエンジンで時速200kmも出る車ながら燃費が30km/lも出るという、実に高いレベルでいろんなものをバランスした車と言うこと。僕自身も何でもハイブリッド車という方向性には疑問を感じていたので、このコンセプトには非常に共感を覚えました。特に日本ではディーゼルが敬遠されがちで、ヨーロッパ車など必ずディーゼル車がラインナップされているのに日本にはまず入ってきません。以前BMWなどスペックを調べてみましたが、同じクラスの車だと出だしこそガソリン車に歩がありますが、高速走行に於ける加速性能は完全にディーゼル車の勝ちでした。こういった誤認識を改めつつ、もっと幅の広い車が日本に入ってくると良いですね。

それとメルセデスのBクラス。個人的には興味はないですが、まぁ日本に入ってきたら売れるでしょうね。Aクラスはどう見ても中途半端で、この大きさ買うならあえてメルセデスを選ぶ理由が見あたりません。Bクラスまで行くとかなり競争が厳しくなりつつも、メルセデスの優位性がかなり出せると思いますね。

まぁでも目の毒ですな。

PS. コンパニオンの写真撮り忘れました・・・

10.18.2005

ワインの季節

季節も秋になり、ボジョレーヌーボーの予約案内などポストに入る季節になりました。ワインは楽しいですね。僕よりもかみさんの方がワイン好きで、実は我が家にはささやかながらセラーもあります!今ではネットで様々な種類のワインセラーが売っていますが、我が家のはコンパクトな12本入りです。

でもセラーから出して飲むワインの美味しいこと!お店で飲むのとかわらないか、むしろ下手な管理の悪いお店よりずっと美味しいワインを安価に飲むことが出来ます。通常はご存じの通り、酒屋さんで買うワインの方が3割~5割くらい安いですから。これは味わってみないとわからないんですね。微妙な温度による味の差は。しかもプリムール・ワインやフューチャー・ワインと言われるやつを買って飲んだときの感激!なんて喩えれば良いんでしょうね。ちょっと思いつかないのでまた考えてみます。

ところで、昨年、一昨年とボジョレーヌーボーはかなりできが良かったですが、ことしはどうなんでしょうね?どなたかご存じですか?一昨年はなめてかかったら気づいたときには全て売り切れ。2本くらいしか飲めませんでした。昨年はそれなりに4~5本は飲めたような記憶があります。今年は既にかみさんが4~5本予約入れているらしい。まぁ口当たりの軽いボジョレーヌーボーは季節ものですからね。楽しみですね。

ジャズの街、ニューオリンズの被災を見て思うこと

ハリケーンの被害でニューオリンズがひどいことになっているのはみなさんご存じのことだと思います。

しかし、そのニューオリンズの一部で広島の原爆投下が正当化されていることはご存じでしょうか?私の知人がニューオリンズを訪れた際、広島への原爆投下が正当化され、アメリカは正しいことをした、この原爆投下によって日本は降伏し、世界に平和が訪れた的な表現による壁画か展示物があったそうです。

僕はジャズが好きで、いつかはニューオリンズを訪れたいと思っていただけにちょっとショックな出来事でした。先日このblogでも書きましたが、「アメリカでこんなことが起こるなんて悲劇だ」と言ったアメリカ人のマインドの根底にはこういう気持ちがあるんだと思いますね。それだけに、今ニューオリンズを救おうという動きにはすごく複雑な思いがします。

でも僕は、一人の人間としてできることはしてあげようと思います。

10.13.2005

本業はジャズ

「本業はジャズ」どういうこっちゃ、って感じですよね。前回やっぱR&Bいいね、って書いたので、やっぱ一番好きなジャズのことを書かなくちゃって思いまして。

元々洋楽を聴きだしたのは高校生の時、初めて買ったレコードはクイーンの「世界に捧ぐ」でした。原題はNEWS OF THE WORLDでした。

別に音楽を知っていた訳じゃないけどジャケに惹かれて買ったんですね。これでクイーンにまずはまり、一気に全てのアルバムを買い揃えました。まぁここからツェッペリンやポリスなど1970年代後半のハードロック~パンクにはまっていったのです。90年代はR&Bにはまり、その後、決まったパターンの音楽に飽きて何か新しいものを求めていったときにジャズに行き着いたんです。

大学生の時でした。レコード店でアルバイトをしていたので、どんなレコードが売れるかはわかっていました。そこで初めて買ったジャズのレコードはBill EvansのWaltz For Debbyでした。

そこから僕のジャズ・LPレコード・コレクションは始まり、今では軽く1,500枚を越えています。もちろん今となってはもうアナログは増えていませんが・・・・。このビル・エヴァンスのアルバムはかなり衝撃的でしたね。まずロック・ポップでライヴ盤と言えば、大きな会場で泣き叫ぶような歓声が響き渡るイメージを持っていたのに、このアルバムではレストランでフォークやナイフ、お皿がカチャカチャとぶつかる音がするんですよ?なんて身近な作品なんでしょうか。そして歌がないからリラックスして聴けます。今でもMy Favoriteの一枚です。

しかし、オヤジギャグ系ではありませんが、クイーンのこの次の作品て、JAZZってアルバムだったんですよね。ここから既にジャズへの道は始まっていたのか!?って感じですね。

まぁこの作品でのJAZZってのは、まさに本来の意味である<ごちゃ混ぜ>って意味なんでしょうけど。

10.10.2005

やっぱりR&Bっていいね

最近買ったCDをご紹介します。

まず一枚はルーサー・ヴァンドロスへのトリビュート・アルバム「So Amazing」です。

久々にCD屋さんをじっくり見てこようと各フロアをじっくり眺めていたら(と言っても面出ししていたり試聴機に入っているCDがやはりメインですが)、ルーサー・ヴァンドロスがニッコリ笑ったジャケのCDがあるじゃないですか。そうだ、亡くなったんだよな~、と思いつつ、どんなトリビュートかな?と思ってCDのバックカバーを見たところ、これがすごいメンバーなんです。Mary J. Brige、Usher、Beyonce、Stevie Wonder、Aretha Franklin、Donna Summer(なつかし~)、Alicia Keys、Elton John、Celine Dion、Babyface、Patti Labelle、John Legendなどなど。特にJohn Legendは大注目の新人で、最新作のGet Liftedはマジでいいです。最近GAPの広告にも出ていてびっくりしました。まぁそれはいいとして。で、早速試聴機で聴いてみて、1曲目のMary J. Brigeでやられました。この人、別に僕は全然好きじゃなかったんですが、このアルバムでのNever Too Muchのカバーと言ったら!そしてJohn Legendが歌うLove Won't Let Me Waitもいい!ホント、オススメです。

そして、このトリビュートにも参加しているBabyfaceの新作、Grown & Sexyです。

いや~、これもやはり一曲目からやられましたね。ちょっとあまりに打ち込みっぽいサウンドは僕はちょっとって感じですが、まぁそれを抜きにして楽曲の良さとヴォーカルのアレンジワークはBabyface節バリバリって感じで、メロウ&スムース路線のR&Bが好きな人には間違いなくはまりそうです。

しかし驚いたのがBabyfaceの年齢!1959年4月10日生まれですよ!46歳?とっても見えません・・・・その若さの秘訣は?ともし会うことがあったら是非聞いてみたいな

10.07.2005

最近発見したちょっと面白い携帯の使い方

最近買った新しい携帯Sony Ericsson W32Sに「おこづかい帳」なるアプリがあることに気付いた。お財布ケータイらしくEdyのデータも取り込める。ものは試しで今月から支出をつけだした。ケータイでおこづかい帳というのは意外と便利で、ちょっと暇なときに気付いたら書き込み出来るというのは長続き出来るかも?って感じです。

更にケータイを活用してるのがスポーツ・ジム。行く度に何km走って何m泳いだかを、スケジュールにアイコンと共に書き込んでいる。これもいい感じで刺激となり、今月は何回行った!とか、今週行ってないから頑張って行こうとかやる気になる。おかげで先月は7回、今月は早くも3回も行った。それまでひどいときは月に一回しか行かないときもあったのに!おかげで体脂肪が減る減る(笑)今は自己ベストの15%をマーク!

頑張るぞ!blogもね、せっかく携帯でも書けるんだし;汗