12.09.2012

My Farewell Party


My Farewell Party
Originally uploaded by t5jazz
19年間勤めた会社を辞めることにしました。送別会でいただいたお花。みんなの涙は忘れません。

12.02.2012

第32回 横浜マラソン

2008年以来、4年ぶりの横浜マラソンを走りました。


先日の湘南国際マラソン以降、脚の調子が良くなくて、前日に鍼治療、本番当日朝には鍼をやってくれた先生にテーピングしてもらっての本番でした。レース中に脚が攣って走れなくなったりすることがないよう、恐る恐る慎重に本番に臨みました。

 5km 0:21:03 21'03"
10km 0:41:10 20'07"
15km 1:01:59 20'49"
20km 1:23:25 21'26"
GOAL 1:27:35 04'10"


スタートに並ぶのがちょっと遅くなってしまい、若干後方からのスタート。最初の2kmこそ人が多くてペースを掴むのが難しく、4'20"/kmくらいのペースでしたが、その後はほぼ4分ペースでラップを刻みます。5kmでのラップは21'03"とちょっと飛ばし気味かな?と思いつつもなかなかいいペース。その後の10kmまでは途中4'00"/kmを切ることもあるくらいな好調なペース、15kmまでも悪くはありませんでした。15km以降は臀部が痛み出したため、意図的に少しペースを落としたものの、大きな筋肉を使うことを意識しながら走ったので、約4'17"/kmとそれでもほぼサブスリーくらいのペースでは走れました。最後の1.098kmは4'10"/kmとゴール手前のスパートが効きました。100mを10秒で走れるわけないので、ここでも4'00"/kmを切るペースで走れたと思います。普段からWS (Wind Sprint)を練習していた成果かな?

JogNoteには、ここ最近ハーフのレースに出ていなかったので必然的に自己ベスト更新、などと書いたけど、よく考えたら横浜は久々だけど、今年初めに谷川真理ハーフに出ているんでした。調子悪い割にはそこから約7分半くらい自己ベスト更新できたのは今年の練習の成果かな。

11.04.2012

第7回 湘南国際マラソン

今シーズン最初のレース、湘南国際マラソンに参加しました。


前回のかすみがうらマラソンで想定外の好記録を出せたので、ここは一気にサブスリーを狙おうと、この春からトレーニングを続けてきました。今年に入ってから1,440km、今までは最高で年間460km程度でしたから、その練習量は全然違います(もちろん、ちゃんと走っている人からしたら、まだまだ全然足りないのですが....)。加えて、湘南国際マラソンのオフィシャルトレーニングで教えてもらった走る前の筋トレ、ベアフットシューズによるつま先着地のトレーニングなども取り入れてきました。とは言え、3時間10分は4'30"/kmで行けますが、ここから10分縮めるには4'15"/kmと平均して1kmあたり15秒も縮める必要があります。これは難しいかなぁ?と思っていましたが、とりあえずはチャレンジあるのみです。


 5km 0:21:24 21'24"
10km 0:42:25 21'01"
15km 1:03:16 20'51"
20km 1:24:19 21'03"
25km 1:45:23 21'04"
30km 2:07:03 21'39"
35km 2:31:48 24'45"
40km 2:58:47 26'58"
GOAL 3:10:17 11'30"

湘南国際マラソンはフルだけでも2万人近いランナーがエントリーしています。今回は目標を高めにしてエントリーしたので、幸いAブロックでスタートできたのですが、それでも相当な人でなかなか自分のペースで走れません。でも2kmくらい走ったところから少し飛ばし気味で行ったため、良い感じのペースでスタートを切れました。無理にサブスリーを狙うのではなく、気持ちのいいところで走ろうと思いながら淡々とピッチを刻みます。意識はゆっくりピッチ、大きめストライド。10-15kmポイントが少し速いのですが、それ以外は25km地点までほぼ21分ペースで行けたのは、後から振り返るとすごく満足の行く走りだったなと。

実は25km過ぎたあたりから脚に違和感を覚え、膝の痛み、脚の付け根の痛み、こういう痛みが来ると徐々に弱気になるものです。それでも、ランナーズハイ的なものがやってくると、それをも超えて行けると信じて30km地点までは何とか30秒遅れる程度、つまり1km当たりでは5〜6秒の遅れ程度でペースをキープできました。

が30km地点、ここで一度立ち止まってストレッチを行いました。正直、ここで限界を感じていました。でもここまで来れたんだし、村上春樹さんの「少なくとも最後まで歩かなかった」と言う言葉を思い出して、何とか完走だけは、と思って走り続けました。

最後二宮で折り返して40km地点、最後もう一度ストレッチをしたところで時計を見ると、まだ3時間を超えていない。つまりキロ5分のペースで行ければ自己ベストと並ぶタイムでゴールできると気づき、ここから死ぬ気で走りました。大きな筋肉を使って走る事を意識しながら。ゴール手前では応援してくれている人たちとハイタッチする元気もちょっとだけ出て、ゴールしてみたら38秒だけですが自己新を更新できました。

本当に苦しかったし、本当に嬉しい3時間10分17秒でした。次、かすみがうらでサブスリーに再度チャレンジしたいと思います。

10.20.2012

Musical Fidelity V-DAC II w/ Oyaide d+ USB audio cable

前回についで、Musical FidelityのV-DAC IIと言うDACの試聴感想を。

  Musical Fidelity V-DAC II w/ Oyaide d+ USB audio cable 

MONSTER CABLEとか、FOSTEXとか、いろいろ悩んだけど、お店の在庫事情もあって、オヤイデのd+と言うUSBケーブルを購入。0.7mで2,630円となかなか手頃な値段も嬉しい。 

早速自宅でソニーの光ケーブルを使ったOptical接続と比較試聴してみる。これが、最初はOpticalの方がハイの抜けがいい感じがして、やっぱりデジタルは光かなぁ?なんて思ったんだけど、いろいろ聴いていくうちに太くてガッツのある音はUSBであって、逆にUSBが抜けが悪いのではなくて太くてガッツのある中低域に耳を持っていかれがちなのでハイの抜けが悪いかのように感じるだけだとわかり。そうなるとOpticalの方はどうにも音が細く感じてしまう。スピーカーで聴くだけでなく、ヘッドホンでも聴いてみると、もう間違いない感じ。

効果を顕著に感じるのはポール・マッカートニー&ウィングスのバンド・オン・ザ・ラン スーパー・デラックス・エディションに付いてくるハイレゾ音源。単なる24bit/96Khzの音というだけではなくて、CDパッケージを作るためにマスタリング時にレベルと音圧を稼ぐために用いるコンプを通常通りかけた音とかけていない音の両方が含まれている。波形を見るとすぐにわかりますが、コンプをかけてレベルを上げた音の波形というのは音が並を打っておらず、上限にはりついたかのような波形になる。逆にコンプをかけていない音の波形というのは、レベルが高いところでは盛り上がり、レベルが低いところでは低い波が表現された波形となります。コンプをかけた音はどう聴こえるかというと、レベルが高くて音圧が凄いのと引き換えに、音に奥行き感や立体感が無くなります。もう少しわかりやすく言うと、目の前に貼り付いたかのような音。本来音は奥行きがあるんですよね。逆にコンプのかかっていない音はキチンと奥行きと立体感が感じられる。

人間の耳って凄いですね。

で、Mac経由の再生にはUSBをメインに使うことにしたので、Optical端子にはCDプレイヤーからの信号を入れて、CDもこのDAC経由で聴くことに。これがまた音の解像度が抜群に良くなり感動。今まで音がいいと思っていたCDを片っ端から聴いてみたくなる。特に今風の音作りの作品は顕著に良くなりますね。ピアノ作品とかは最高です。

やばいなぁ〜、次は電源かなぁ?

10.07.2012

Musical Fidelity V-DAC II

PCオーディオとかハイレゾ・オーディオとか、一部のコアなオーディオマニアの間で密かなブームとなっています。2000年あたりから、各メーカーでSA-CDとかDVD-Audioとかが熾烈な争いをしていましたが、この頃はイマイチ盛り上がりに欠けていました。結局SA-CDに軍配が上がったものの、その後も大きな盛り上がりを見せること無く今に至っているのですが、現在のこのムーヴメントは本物だと思います。

そして僕も遂にその一歩となる、DAC (Digital Analog Converter)なるものを買ってしまいました。半年くらい前からいろいろと物色していたものの、これといって心揺さぶられるものがなく迷っていたのですが、たまたまMusical Fidelityと言うかつて僕が所有していた大好きなプリメイン・アンプのメーカーから、安価なDACが出ていることを知り、日本未発売ながらも、これまた自身初のヤフオク経由で買ってしまいました。

Musical Fidelity V-DAC II
Musical Fidelity V-DAC II

自宅に届いて早速試聴。とは言え、僕が持っているPCオーディオ用のハイレゾデータは、キース・ジャレットのケルン・コンサート、ポール・マッカートニーのバンド・オン・ザ・ラン、スティーリー・ダンのガウチョ、ドナルド・フェイゲンのナイトフライの4作品のみ。 

これを僕の持っているオーディオとMac経由で音を出してみます。改めてここに関わる僕のオーディオ環境を整理すると、
  • アンプ:Marantz PM-14SA
  • CDプレイヤー:TEAC VRDS-25
  • スピーカー:ELAC BS203A Anniversary Edition
  • スピーカー・ケーブル:BELDEN STUDIO 727MK2, 718MK2
  • 再生パソコン:MacBook Pro 2.53GHz Core i5 / 4GB mem / 500GB HDD
  • 再生ソフト:Audirvana Plus
  • DAC:Musical Fidelity V-DAC II
  • 光ケーブル:ソニー製
てな感じです。

一つ一つレビューしてもいいのだが、文章が長くなりすぎてしまうので、いくつか気づいた点を。

 ・キース・ジャレットのケルン・コンサートに顕著なのは、いつもこの作品はピアノの音がキンキンして聴こえていたのに、実にまろやかに太く聴こえること。最後コンサートが終了した時の拍手の音も全然違う。キースが両手でダーンってピアノの鍵盤を叩いた時のピアノの音がちゃんと表現されていること。

 ・ポール・マッカートニーのバンド・オン・ザ・ランは、Deluxe Box Setを買ったので24bit/96Khzのコンプのかかった音とコンプ無しの音、そして通常CDの音と3つが手元にある。きちんとその3つを聴き比べるまでに至っていないのもの、明らかにコンプ無しの24bitは自然な音に聴こえる。が、そういう音に刺激がないのも事実。この辺りの詳細はまた今度。

・スティーリー・ダンのガウチョもまた音が全然違う。リヴァーヴのかかり方が違うってことはそもそもマスターが違うのかも?リマスター盤のCDも頑張ってはいるもののいっぱいいっぱいな感じで、24bit/96Khzの余裕のある感じにはどうやっても敵わない。

 ・ドナルド・フェイゲンのナイトフライだけは、元々が80年台初期の16bitでのデジタル録音のせいか、どうにもこうにも。そもそも音が細いので、これ以上はどうにもならないのかも。

という訳で、次にCDプレイヤーのデジタル・アウトをこのV-DAC IIに繋いで、CDプレイヤーのDACを通さずに、V-DAC IIのDAC経由でCDの音を聴いてみます。TEAC VRDS-25は1996年くらいに購入したCDプレイヤーですが、20ビットサンプリングを売りにしていて硬めではあるもの、バランス出力も持っているため、ビシッと締まったガッツのある音を聴かせてくれます。

何枚か聴いてみた感想。音に立体感が出る。倍音が重なるような音、コーラスが幾重にも重なるような音の場合はその聴こえ方が顕著に変わります。ビートルズ「LOVE」の冒頭にある<Because>のコーラス部分、驚きでした。

今回、試聴したのはOptical出力からの光ケーブルによるもの。ハイレゾ・オーディオの先輩に言わせると、光ケーブルは音が細く、USBがオススメらしい。USBのオーディオ・グレードのものは未だ持っていないので、いくつか物色した上で、また試聴報告をしたいと思います。光なのかUSBなのか、はたまた同軸なのか、ケーブル選定ががある程度定まったら、次はパソコン側の再生環境を専用機化すべく改めて整えて行こうかと。

9.09.2012

ヘッドホン収納

以前からヘッドホンの収納をどうしようか思い悩んでいた。それぞれケースがあったりするのだが、ケースに入れてしまってしまうのは、使いたい時にすぐ取り出せず、何か美味い収納方法はないものか?と。

しかし、やっぱりヘッドホンはやっぱり掛けるのが一番かな?と、帽子掛け&コートハンガーを流用したらどうか?と言うことで、IKEAを物色したらいいのが見つかりました。

Untitled


これで2,990円也。安い!実際はこれに本来の用途でもある帽子もかけて大活躍。

8.03.2012

adizero Japan 2

先日、New Balance MR20のネタをアップしたばかりですが、トレーニング用に買ったものの、まだまだ僕には難しいのか、季節的にダメなのかわからないが、脚の脹脛が何度か攣りそうになってしまった。 という訳で、またいつものadizero Japanを履いてトレーニングしているのだが、今年入ってからの走行距離だけでも既に1,000kmを超えていて、そろそろダメかな?と言うことで、新しいadizero Japan 2を買いました。

  adizero Japan 2 

とりあえず、9月1日にある湘南国際マラソン・オフィシャルトレーニングランのハーフマラソンはこいつで走ろうかな。目標は85分。 湘南国際マラソン本番まで、ちょうど残り3ヶ月。

がんばろ。

7.22.2012

New Balance MR20

先週の日曜日、湘南国際マラソンのオフィシャルトレーニングに参加しました。元世界陸上日本代表で、フルマラソンも2時間10分の記録を持つ平塚潤氏が講師としていらっしゃいました。

初めて、プロの方から講義及び実技を教えてもらい、すごく刺激になりましたが、同時にこのイベントのスポンサーでもあったNew Balanceの最新シューズMR20の試し履きをさせてもらったところ、これがめちゃくちゃ良い。所謂Barefoot Runningと言う裸足感覚で走るトレーニングシューズで、ソールの厚さが薄い上につま先と踵で4mmしか差がない。普通に履くと、後傾するような感じになるんですが、ランニング中はつま先あるいは足裏全体で着地しないと、踵が痛くて走れなくなります。この日は1kmを3分半というスピードで2本。これだけで十分疲れました (^_^;) ちょうどトレーニング用のシューズを探していたのもありつつ、この日に足の正確なサイズも測定してもらったので、早速購入しようとしたところ、僕の足のサイズであるDと言う細身の幅のはどこにも置いてない。結局、New Balanceのオフィシャル・オンラインショップで定価で購入しました。

  New Balance MR20 

木曜日の夜に到着、金曜の朝ランで5km、そして今日は10km走ってみました。ニューバランスの人も言っていましたが、10kmくらいが限界かな?これ以上走るのは脹脛など、脚への負担もかなり大きい感じ。とりあえず、湘南国際マラソンに向けて、サブスリー目指してこのシューズで頑張ろう!

6.09.2012

Geneva Sound System Model XL

先日ミッドタウンにあるIDEAで偶然出会ってしまったGENEVA Sound System Model XL。


この写真だけだと一見よくわからないかもしれませんが、イメージ的にはまるでJBLのパラゴンを彷彿とさせるデカさです。と言っても、直方体なので、横幅は全然小さいのですが。店員も今どきはJBLのパラゴンって言ってもわからないんですね。知らない人のために、ネットで見つけた画像を上げておきます。良い感じですよね。


で、何を言いたいかというと、メチャクチャ音が良かったのです。お店で流れていたのはベニー・グッドマン。正直、僕はジャズ好きですが、ベニー・グッドマンの良さというのがイマイチわからなかったのですが、これがものすごく良い感じで鳴っていまして、すっかり虜になってしまいました。その後、ルイ・アームストロングやチャーリー・パーカーなんかのショボイと思っていた音のアルバムを片っ端から聴いてます。が、我が家のELACではどうも昔のサウンドはいい感じの音で鳴ってくれないんですよね。

ちなみに、USのAmazon.comでも販売しているのですが、Electric Lady Studiosのリファレンス・モニターとしても使われている模様(もう少し小さなサイズ)。


このスピーカー、デカくていい音だけでなく、値段も結構いい値段で、スタンドまで入れると30万超。でも欲しいなぁ。久々の強力な物欲 (^_^;)

6.06.2012

毎日長い距離を走らなくてもマラソンは速くなる?

たまたま見つけてこんな本を買いました。月間80kmの練習でサブスリー?以前、ゴルフで似たような(練習嫌いはゴルフが上手い)本を買って、実際に100を切れるようになったので、実際この著者がサブスリーランナーなら、ちょっと参考に読んでみようかと。

内容的にはAmazonのレビューにもあるとおり、いわゆるクロストレーニングを推奨した本で、単に走るだけでなく他のトレーニング、あえてここでは自転車をメインに薦める内容の本でした。野球で言えば、最近はピッチャーの肩は消耗品的な考え方が定着しつつあり、大リーグでも練習での投球数は厳しく管理されていますよね。ランナーも、やみくもに走るだけでは故障につながるだけなので、自転車を始めとする他のトレーニングで走るための筋力をつけて、故障することなく効率的にトレーニングすることでタイムを縮めようというもの。

そういう意味では、僕も走る以外に水泳で心臓や肺活量を鍛え、ワークアウト・エアロビクスで内転筋など脚のいろんな部分の筋肉をバランスよく動かし、マシントレーニングでそれぞれ筋力アップしながら、ヨガでコアトレと柔軟性を向上させようと、結構いろいろやってはいました。しかし、この春の3時間10分と言うベストタイムはやはり今年入ってから地道に150〜200kmを毎月走った成果であることは間違いない。そこはどう考えるのか?そういう意味ではこの本を読んでも、実は月間200km程度の練習は故障につながるほどの距離ではなくて、川内くんのように1,000kmくらい走るような日本のマラソンランナーの距離信仰は良くないという内容だった。

これから梅雨で雨が多くなるだろうし、ジムでバイクの練習は取り入れてみたい。

やはり、毎月頑張って毎月最低でも150kmは走るようにしようと思う。

5.03.2012

Bowers & Wilkins MM-1 (改めて)

ここ暫く物欲的なネタ書きから遠ざかっていましたが、物欲から遠のいていたわけではなく、むしろいろいろ充実していながらも、ここに書く暇がなかったというべきか、注意が向かずに放置されていたというべきか。 という訳で、1年以上欲しくて悩み続けたが、やはりその情熱が冷めないものは買うべきという結論にいたって購入した、Bowers & Wilkins MM-1について改めてこちらに紹介します。

  Bowers & Wilkins MM-1 

発売はもう随分前(2010年2月)になります。Sterling SoundやAbbey Road Studiosといった世界中のレコーディング、マスタリング・スタジオにおける、ほぼ定番的なスピーカーとして定着しているBowers & Wilkins、このメーカーがUSB DAC(USB経由によるデジタル・アナログ・コンバーター)内蔵のPC向けパワード・スピーカーを発売したとなると注目せざるを得ない。

夜間、パソコン(MacBook Proですが)での作業中に、音楽を聴きたい場合に、パソコン内蔵のスピーカーというのは音楽を聴く環境ではないと思っている。必然的に、他に再生する環境を繋ぐしか無いのであるが、自宅にあるもので言えばヘッドホン。ヘッドホンも悪くはないのであるが、どうにも耳の中で音が鳴るより、もう少し広がりのある音環境で聴きたい気分の時もある。となると、パソコン用のコンパクトな外部スピーカーということになるのだが、これが僕の比較的シビアな条件に当てはまる選択肢がない。

まず、きちんとしたオーディオ機器を作っているメーカー以外は全てパス。もうこの時点でかなり選択肢は限られる。

次に、僕の場合はMacBook Proと言うノート型のパソコンに接続するスピーカーが欲しいので、形状としてサブウーファーが付くような移動に困る形は避けたい。できるだけコンパクトで2つのスピーカーで構成されることがマスト。

そして、これが一番難しい条件なんだけど、アナログ入力ではなく、デジタル入力を持つこと。すなわち、筋の良いDACを内蔵すること。オーディオ機器を作っているメーカー以外での音楽再生に信頼感を持っていない=Mac本体内蔵のDACにデジタル・アナログ変換させた音なんて、その先が結果的にどんな良いスピーカーでも聴きたくない。アップルの音なんてiPodの音を聴けば一目瞭然ならぬ、一聴瞭然(もちろん音以外の部分ではアップル信者ですが)。ここでほとんどのPC用スピーカーが脱落するんだけど、ここに名乗りを上げたのがこのB&W MM-1なんですね。

海外では2010年2月頃に$499で発売されたのですが、ちょうど震災発生の2011年3月に海外出張で買おうかどうか悩んで見送り、日本では2011年4月に59,800円で発売され、その後の海外旅行などでも買おうかどうしようか悩んだものの、結局2012年3月に行った海外旅行でやはり購入しようと決めて、ホノルルのApple Storeで購入したのでした。円高も手伝って実質4万強は日本で買うより2万円近くお得です。

USB入力以外にAUX入力も持っており、多彩な接続が可能。更にヘッドホン出力も持っているので、ヘッドホン・アンプ的な使い方も可能。HDTracksからダウンロードした24bit/96KhzのSteely Dan / Gauchoなど聴くと最高です。中低域の再生が全く違います。

このブログ記事もPat Metheny Radio聴きながら書いていたんですが、もう心地よさが全く違います。みんなにこのスピーカーを進めたいのではなく、ちゃんとしたいい音で音楽を聴くことを薦めたい。世の中みんなに!結果として、それが音楽の感動に繋がるし、また音楽の復興につながると思うから。

4.16.2012

第22回 かすみがうらマラソン

今シーズン最後のレース、かすみがうらマラソンを走って来ました。昨年もエントリーしたのですが、震災で中止のためリベンジです。

そして今回は大きな目標がありました。3時間半を切ることです。2010年2月の東京マラソンで3時間45分、2010年冬のNAHAマラソンで3時間40分を記録してから、約半年間故障のために走れず。2011年10月の大阪マラソンでは3時間42分と言う足踏みせざるを得なかったため、今度こそという意気込みで臨みました。


結果はと言うと、自分でも驚きの3時間10分55秒と言う、なんと一気に30分もの自己ベスト更新!今回は、いつも目標を立てても必ずずるずると遅れるので、今回は思い切って4'30"/km、10kmで45分ペースと言う目標を立ててスタートしました。そのままのペースで行くと20kmで90分、40kmで3時間、ゴール地点では約3時間10分というペースです。まぁ、そんなことは無理としても、多少遅れても3時間半は切れるだろうという心づもりで走りだしたのです。


  5km 0:23:30 23'30"
10km 0:46:28 22'58"
15km 1:08:24 21'56"
20km 1:30:54 22'30"
25km 1:53:23 22'29"
30km 2:15:30 22'07"
35km 2:38:10 22'39"
40km 3:00:59 22'48"
GOAL 3:10:55 9'56"


最初の5kmはあまりの人の多さで全く自分のペースで走れず。とは言え最初の5kmは速く入ると後で脚に来るので4'45"/kmくらいを目安に思っていた僕としては、スタート直後の5kmを23'30"と言うペースは4'42"/kmで結果としてはちょうどいいペースでした。その後10km地点での22'58"も計測地点手前のトイレで約1分ロスしたのでペース的には21'30"。その後も、順調に22'30"以内というペースをきっちりと守り、30〜35kmで約10秒遅れ、つまり平均で約2秒/km程度の遅れ、35〜40kmで約50秒遅れ、つまり平均で約10秒/km程度の遅れでゴールまでたどり着き、結果的にほぼ目標通りの4分30秒ペースでゴールしてしまったのです。

ちなみにハーフ通過のラップがグロスで1時間36分47秒、スタート地点までのネットタイム差が54秒なので、ネットで1時間35分53秒です。つまりわずかながら前半より後半の方が速かったって事。これは僕のようなアマチュアランナーにとって、本当に理想的な走りができたんだな、と嬉しい驚きでした。

まぁ、ほとんど高低差がないため、走りやすくてタイムが出やすいコースだったことと、暑すぎず寒すぎずと言う天候にも恵まれたのが好結果に繋がったんだと思いますが、何よりも今年に入ってから1月100km、2月200km、3月150kmで4月までの走行距離が580km(昨日のレース込み)、今までは2010年の462kmと言うのが最長でしたから、きちんと練習したのが最大の要因。「走った距離は裏切らない」はまさに名言。

次はどのレースに出るか?悩みながら少し休んで、また走り出したいと思います。

4.01.2012

第28回 日本平桜マラソン

(これ書いているのは2012年4月16日)
そういえばすっかりアップを忘れていた日本平桜マラソン。かすみがうらマラソン本番前の練習としてエントリー、出走してきました。練習としてエントリーしていたので全く何の気負いもなく、それどころかコースの予習もなく走りだしたのはちょっとだけ失敗。日本平なので坂道は覚悟していましたが、ここまでキツイとは思わなかった。

なんかHPとかでちゃんとコース図とか出ていないし、案内をよく見ていなかった自分もいけないのですが、一気に280mを駆け登るコースだったなんて.... あまりの坂道で呼吸がきつくて、初めてマラソンで脇腹が痛くなりました(T_T)。


それでも何とか頑張って23kmを走りぬけ、1時間40分というタイムでゴール。以下ラップですが、最初のスタート時に約50秒押すタイミングを間違えたので、50秒ずつずれています。ラップのタイミングが微妙なのは、ポイントが無かった?ため。

  5km 23'40"   23'40"
  8km 13'59"   37'39"
10km   8'51"   46'31"
15km 19'48" 1:06'19"
18km 12'54" 1:19'14"
19km   5'03" 1:24'17"
20km   4'14" 1:28'31"
21km   4'46" 1:33'18"
22km   4'17" 1:37'35"
23km   3'16" 1:40'51"

なんだか滅茶苦茶な感じ。最後の1kmがいくらスパートしたとはいえ、3'16"ってホントかなぁ?と思うんですが。距離表示ポイント(計測)間違っていませんかね?

そして何より、ちょっといただけないのは、「男子壮年」と言うカテゴリー。気になって、NYC marathonとか見てみると、Veterans(50歳以上)とかMasters(40歳以上)とかなんですよね。水泳は日本でもマスターズっていうくらいなんだから、マスターズにして欲しいよなぁ。壮年の部はカッコ悪いよ。


でも男子壮年という種目別で36位に入りました。これはちょっと嬉しい。結果はこちら

3.31.2012

Bowers & Wilkins MM-1


Bowers & Wilkins MM-1
Originally uploaded by t5jazz
発売以来、1年以上悩んで遂に買ってしまった、B&W MM-1。

良いところは、このクラスでUSB経由のDAC内蔵パワードスピーカーは、唯一この機種と言うところ。

悪い点は値段が高い。しかし、円高メリットを活かして、海外にて購入。$500くらいで、日本円にして約42,000円。

HDTracksで購入した24bit/96KHzのSteely Dan / GauchoとKeith Jarrett / The Koln Cencertのアルバムを試聴したところ、まだエージングができていないにも関わらず、なかなかいい音で鳴ってくれました。

問題は設置する場所だけだな。

3.19.2012

Star Wars Episode1 3D


Star Wars Episode1 3D
Originally uploaded by t5jazz
Star Wars Episode1 3Dを息子と鑑賞。何回見たかわからない映画ですが、改めてジョージ・ルーカスの描きたかった世界観にどっぷり浸かった感じ。3D化することで映像も更に綺麗になり、改めて感動してしまいました。3Dメガネもアナキンのポッドレース用ゴーグルのを購入し、親子でスターウォーズオタクっぷり発揮。アホですね~(^_^;) ちなみに写真後ろのナブー・ファイターはレゴでおばあちゃんからのお誕生日プレゼント。

3.17.2012

花粉症対策

Twitterにつぶやくだけだと残らない気がするので、こちらに備忘録的に書き残しておく。

僕は大学生の頃から花粉症である。春になると風邪を引くと思っていた。当時、花粉症なんて言葉はなかった。ある時、花粉症という言葉を知って、僕の春の悩みはこれだったのかと疑問は晴れたが、悩みは大きくなった。20年以上を経過し、今年遂に花粉症を克服したかもしれない?と言うことで、どういう事なのかを記録しておきたい。

昨年末に腸にできたポリープの内視鏡による切除手術をした。別にお腹を切るわけでもない、軽い手術だが、お酒は禁止された。ちょうど、マラソンの練習にも力を入れようと思っていたところだったので、これをいいことに家で極力酒は飲まないと自分に言い聞かせ、自宅でビールを買わないようにした。今年に入ってからビールは一切飲んでいない。

1月後半になると花粉症と言う言葉がちらほら聞こえてきた。今年は花粉の量も少ないということで、極力薬は飲みたくないと思いつつも、また寒い季節にやってくるアトピー性皮膚炎的な症状がカラダに出て、皮膚科でアレルギー薬をもらった。ところが、これが何故か今年はひどくダメージが大きい。薬をもらった晩に飲み、翌朝起きれないなぁと思いながらも、朝の分を飲んでランニングしたところ、全くカラダが動かない。昔、古いサプリメントで体中に薬物中毒の症状が出て、薬の怖さを思い知っている僕は、すぐさま薬局と病院に相談した。結局、もう一度受診するしか無いということで、とりあえずいけるところまで薬は飲まないことにした。アトピーの方は、基本乾燥防止の塗り薬と、ロクシタンのシアバター、酷い時だけステロイド。それを続けた。

2月に入ると、インフルエンザが猛威を振るいだした。そして、健康オタクの親からR-1ヨーグルトがいいらしいから飲めと勧められた。しかし、既に店頭から全て消え去っていて、まったくどこにも売っていない。すると、ある時コストコでR-1ヨーグルトと同じようなもの、と試食をしていたのがケフィア(Kefir)。意外に美味かったので買ってみた。それ以来、一応ほぼ毎日飲んでいる。

そして、もう一つ。いつもの年と異なるのは、ほぼ毎日朝のランニングを欠かしていないこと。1月は100km、2月はほぼ毎朝走って200km、今月も16日までで105kmなので、このペースであれば200km行けそうなペース。走ることで毎朝大量の花粉を吸い込んでいる気もするのだが、この毎日走る行為が体の細胞を活性化し、抵抗力を高めている気がする。

そして花粉がピークを迎えた今、改めて花粉の症状が起きていない理由としては、この3つが大きいと思う。

  1. ビール
  2. ケフィア
  3. ランニング 

どうやらビールは調べたところ、どうやらカラダを冷やしアレルギー症状を悪化させることがわかっているらしい。この3つのどれかが効いているのかもしれないし、全ての組み合わせがたまたま良かったのかもしれない。もう暫くは、この習慣を続けて、もしこのまま今シーズンを乗りきれるようなら、来シーズンも続けてみようと思う。

3.10.2012

素敵な写真

今頃ですが、オバマ大統領夫妻と、先日アカデミー賞で主演女優賞を受賞したメリル・ストリープさんショット。素敵な写真ですね。

  P120411LJ-0022

一国の長たるもの、このくらい素敵に振る舞える人であって欲しいです。

3.06.2012

Moleskine Star Wars Limited Edition

買ってしまった、Moleskine Star Wars Limited Edition、無地と横罫の2冊。表1開いてみてため息です、更にミニポスター付き。普通に仕事で使うつもりで買ったけど、とてもじゃないけど使えません (^_^;) 永久保存版だな。

3.05.2012

ネオンテトラ 2012-03


ネオンテトラ 2012-03
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水槽が汚れて限界だったので本日午前中に掃除。前回掃除してから実に3ヶ月近く経過していた。全て掃除してセットアップしたら、水の循環器のモーターが動かない。メーカーのテトラに慌てて電話しても全くでない、購入したセキチューに電話したところ保証期間内なので新品交換してくれた。こう言う対応は次に繋がりますね。

しかし、こうして見ると3ヶ月前に比べてずいぶんと水草が成長していてビックリ。

2.25.2012

Classe Royale


Classe Royale
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コストコで買ったドイツ製ノンアルコール、Classe Royale。ドイツらしく原材料は麦とホップのみ。価格は驚きの1本39円!味は、まぁノンアルコールの味ですね。

1.25.2012

Tully's Coffee


Tully's Coffee
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今どきのS.A.はどんどん進化していて、こんなにかわいい佇まいのTULLY'S COFFEEを軽井沢近くの横川SAで見つけました。雪におおわれて更にいい感じ。

1.13.2012

Star Wars 3D: Episode I


Star Wars 3D: Episode I
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USでは2012年2月公開だが、日本は1ヶ月遅れの3月公開。ここ最近の新しい3部作は、先行するUSの公開にあわせてわざわざアメリカで観ていたけど、さすがに3Dのためには観に行けないなぁ。

しかし、早く観たい!

1.10.2012

Diesel Zatiny


Diesel Zatiny
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久々にジーンズを買った。前に買ったのと同じDiesel Zanity。もちろんいろいろ違うけど、色といい形といい、かなり近い。そもそも愛用していて股の部分にほつれが出てきて危険を感じ、ずっと近いモデルを探していたので、見つけて即衝動買い。

でも今日、改めて修理と言う道も発見した。こうなると以前気に入っていたのに膝の部分が大きく破れて泣く泣く捨てたA|Xのジーンズが悔やまれる。大好きだったのに。こいつは早めに修理してやろう。

1.08.2012

第13回 谷川真理ハーフマラソン

2012年初のレース、谷川真理ハーフマラソンに参加しました。 実を言うと、2011年12月中旬に人間ドックの再検査で大腸ポリープが見つかり、内視鏡手術で切除したんですが、結構大きかったのもあって二週間は運動とお酒を禁止され、年明けに恐る恐るで3回走ったのみ。レースもかなり恐る恐るな感じでのスタートとなりました。


僕のゼッケン番号はB5236だったので、Bコースという南に向かってスタートするルート。これが結果的にはちょっとタイムに影響しました。 

計測 スプリット ラップ
2km 00:09:14 09'14"21
4km 00:17:49 08'34"81
5km 00:22:06 04'17"51 

最初の5km、1kmと3kmはスプリットを取り損ねました。ただ、1kmは目視で4'46"だったのは確認してます。つまり、2km時点のラップは4'28"だったことになります。4km地点で8'34"ですから、1km当たりでは4'15"〜4'20"程度。この時点で、僕はちょっと勘違いして飛ばし気味かと思っていました。1時間30分を目指すペースならちょうどいいペースだったんですが....

計測 スプリット ラップ
6km 00:26:30 04'24"11
8km 00:35:11 08'41"26
9km 00:39:40 04'28"34
10km 00:43:51 04'11"13

この辺りで少し走っている人がバラけて自分のペースで走れるようになりました。9-10km地点でちょっと飛ばし過ぎと思ってしまい、この後ペースを落としてしまったのがいけなかった。今までのハーフベストだった新宿シティハーフの場合、10kmで00:47:19ですから3分半くらい良いペースです。ところが、このまま行けば1時間半は余裕とか思ってしまったんですね。

計測 スプリット ラップ
11km 00:48:30 04'39"35
12km 00:53:06 04'35"52
13km 00:57:48 04'42"13
14km 01:02:22 04'34"35
15km 01:07:00 04'38"07

10km〜11kmの間で折り返したのですが、向かい風が結構強くて、この辺りは軒並み4'30"を超えてしまいました。もう少し頑張れたはずなのですが、ちょっと余裕があると勘違いしてしまったのが原因です。新宿シティハーフでは1:09:08ですから1分半も縮んでしまいました。

計測 スプリット ラップ
16km 01:11:40 04'40"08
18km 01:21:02 09'21"59
19km 01:25:15 04'43"72
20km 01:30:33 04'47"10

17km地点でラップ取り損ねましたが、約9'22"なので、1km当たりは4'41"って感じですね。ここは限りなく淡々と同じペースを刻んで走ることを考えて走ったのでほとんどラップが同じ。でもこの復路の10kmで各ラップで10秒づつでも縮められれば2分くらいは縮んだはずなですけどねぇ。20kmのラップを取るとき、トータルタイムを見て愕然としたのです。もうオーバーしてるし!

計測 スプリット ラップ
Goal 01:35:12 04'38"74

最後は力を振り絞ってスパートをかけて走りました。1.098kmで4'38"74なので、最後は4'13"86/kmと言うペースでした。新宿シティハーフの時は最後の1.098kmは5'21"ですからかなりのハイペースだったことがわかります。 もう少し復路全体で頑張れればなぁと悔やまれますが、まぁこれも結果ですから受け止めるしかありません。でも1時間半を切る自信はなんとなくついたので、今度走る時は絶対に1時間半を切るのを目標にしたいと思います。

しかし、祝杯に今年初めて飲んだビールはあまり美味くなかったなぁ。もう飲むなってことか?(^_^;)

谷川真理ハーフマラソン