9.13.2017

ユニバーサル・プレイヤーと4Kモニター

いろいろ書くことあるんだけど、最近ブログは面倒でサボり気味。でも物欲ブログとしてはこれは書いておかないと!

と言うのが、ソニーのUBP-X800と言うユニバーサル・プレイヤーと、フィリップスの32インチ4Kモニター買いました。両方合わせても10万円以内という安さ!

まず最初に買ったのがソニーのUBP-X800。少し前に持っていたSA-CDプレイヤーが壊れ、どうしようかと思っていた所に、CDプレイヤーのTEAC VRDS-25も調子悪くて音飛びが激しい。特に少し古めのSA-CDハイブリッド盤がヤバイ。これはSA-CD層が第一層で、CD層が第二層と言うのが大きな原因だと考えている。つまり、CDプレイヤーが古くなって信号の読み取り能力が劣化しているにも関わらず、ディスクの方も素材の劣化で下の層にあるCD層の信号読み取りがかなり厳しくなっているということ。これからSA-CDハイブリッド盤はきっとヤバイ気がする。

本題に戻る。出来ればSA-CDも再生できるプレイヤーが欲しい。でもユニバーサル・プレイヤーと言うと、ここ最近のモデルは結構な値段である。どうしよう?と思っていた所に、ソニーのUBP-X800が発表された。基本は4K対応のUltra Blu-rayプレイヤーであるが、スペックを見るとSA-CDやDSDディスク、DVD Audioまで再生できるとある!しかも価格は5万円を切る安さ。これはまさに僕が期待していた再生機ではないか!しかし、冷静に考えるとこれまでの経験上、この値段で良い音がする訳がない?僕の持論ではオーディオ機器は最低10万の価格帯が境目、それ以下のオーディオ機器はコストカットがメインで、本来の『音』の方はないがしろになっているというのが常である。特にこのような再生機では音を決めるDAC部分がどうでもいいものになってしまう。

でもこの機器のスペックを改めて見てみる。出力端子はたった2種類3つ。HDMI x 2と同軸デジタル音声出力のみ。てことは、これまでCD再生時にも使っていたDAC経由で音を出せば、UDP-X800は単なるトランスポート、つまり音的にはこれまでと何ら変わらない再生が可能なのでは?これで一気に夢が膨らみ、オンラインのソニーストアでポチッとしてしまった。更にはこれまで20年近く活躍してくれたTEAC VRDS-25も下取りに。なんと、UBP-X800を買うのとほぼ変わらない値段で売れてしまったのである。最後まで親孝行なCDプレイヤーだったなぁ。

そしてやって来ました、Sony UBP-X800。いきなり困りましたよ。プレイヤー本体に何の表示部もない。こいつの何がどうなっているのか、HDMI経由でモニターを繋がないと何もわかりません。これは参った。僕と同じ期待をしてこれを買った知り合いは、ここでいきなり挫折して直ぐに売ってしまったらしい。でも僕は挫折しませんでしたよ。取り敢えず、パソコン用のモニターを少し借りてきてセットアップ。CDを再生するだけなら、電源入れて、ディスク入れて、再生ボタンを押すだけで大丈夫だということがわかったので、暫くはこれで凌ぐ。しかし、この先ずっとこのままは厳しい。プレイヤーの状態確認するだけなので超小型モニターをプレイヤーの上にでもちょこんと置くか?もしくはUltra Blu-ray (4K)対応の大きなモニターを準備するか?でも4Kって未だ高いよなぁ。。。でも、それぞれ見た目と値段と商品ラインナップがどんなものか、取り敢えずヨドバシでも見に行ってみるか?という訳で出かけてみました。



まずは小型モニターコーナー。色々ありました。が、基本的には意外といい値段するというのが印象。また見た目もイマイチ。理想としては、昔ソニーが出した世界初有機ELテレビ「XEL-1」だったんだけど、こんなカッコいいものは全く無く。じゃあ逆に、4Kはどうなんだろう?とテレビ売り場を見に行ったけど、どれもいい値段するのと、大きさ的に最低でも40インチからのようである。大きなモニターを設置するのであれば、オーディオの後ろの壁面に設置するしか無いのであるが、バランス的に40インチは大き過ぎるので、32インチくらいが理想だと思っていた。売り場の人と少し話すと、モニターでよければパソコン売り場にもあると言うので、早速パソコン売り場のモニター・コーナーに。すると、ありましたよ。テレビだと4Kは40インチ以上だったのに、パソコン用のモニターだと27インチくらいから。しかも値段も安い。TVチューナーやスピーカーを内蔵していないので重量的にも軽い(壁掛けには有利)。という訳で、テレビでも実績のあるフィリップスの32インチ4Kモニターを買ってしまいました。値段も約6万円と、4Kテレビではあり得ない安さ(某激安4Kテレビは安かろう悪かろうなので論外)。

Tadashi Shimizuさん(@t5jazz)がシェアした投稿 -

これで全ての問題が解決しました。

・SA-CDが再生できるようになった。SA-CDネイティブではない(出力時に24bit/192kHzにPCM変換)ものの、十分に良い音である。以前のSA-CDプレイヤーより間違いなく良い音。
・これまでパソコンでしか再生できなかったDVD-Audioも再生できるようになった。
・これまで再生できなかったDSDディスクも再生できるようになった。
・CDの再生はDACが同じなので音的には変わらないと思っていたが、新しい再生機で信号をロス無く安定して送ることが出来ているのか、以前より安定した良い音に聞こえる。
・これまたHDMIで繋げられるモニターがないため殆ど使えなかったApple TVもこれらオーディオに繋いで活用できるようになった。
・UDP-X800経由で、Amazonプライム・ビデオが4Kで見られるようになった(これが想定外に凄い!)

一つだけ難点を言うと、UDP-X800で繋いでいるDACはリニアPCMしか対応しないので、映像系のドルビーデジタルやDTSなどのデコードはHDMI経由でフィリップスのモニターでデコードし、モニターからHEADPHONE OUTでアンプに繋いでいるので、音的にはあまり良くはないし、切り替えが結構面倒くさい。またApple TVからの出力も同じDACに繋ぐとどうも動作が安定しないので、MDプレイヤーに入れて、モニター状態でデコードしている。こっちは音質的には悪くないが、イチイチMDプレイヤーも操作しないといけないのが面倒。一つのDACもしくはアンプでこれら全てを満足できるようなものがあれば良いのだが。。。。

という訳で、映像系は繋がない!と決めていたPure Audioに、ついに映像が繋がってしまったのでした。しかし、音楽もののDVDやBlu-rayが素晴らしい音質で気持ち良く見られるは最高のエクスペリエンスです!!

 

7.12.2017

Xperia Z5 compact (Android) が遅い

ちょうど一年ほど前に買ったXperia Z5 compact、快適に使ってきたのに、ここ数日突如としてスローダウン。なんだこれ?と言うくらい。

設定を見直したり、メモリクリアを何度もやったり、再起動も何度もやったけど全然ダメ。これは最悪リセットするしかないかな?と思ったその時、ネットで見つけた記事が気になった。

『キャッシュクリア』

なるほど、と思ってChromeとEメールアプリは試してみた。だがこれだけで済むのか?未だ他にもキャッシュを使うアプリはあるのでは?と思ったら見つけた。設定→ストレージ→内部共有ストレージ、でキャッシュデータを一気に削除可能。僕の端末上では約3GBも蓄えていた!

これを削除したら一気に動作速度が元通り。イヤイヤ、ビックリした(笑)