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3.03.2013

Electro Swing V

先日、久しぶりに渋谷のタワー・レコードに行ったのだが、全面改装されて超キレイ。やっぱりネットじゃなくてリアル店舗、バイヤーによる手描きのコメントカード、いいですね。

Electro Swing V

で、偶然見つけて買ってしまったCDがこれ。フランス発信、『Electro Swing V』と言うコンピレーションCD。

スウィング・ジャズとエレクトロニカを融合させた、ごきげんなパーティー御用達のアルバムです。あ〜、しかし、以前こちらのブログに書きましたが、Genevaのスピーカーでこんな音楽聴いたら最高だろうなぁ〜 (^_^;)

2.27.2013

音楽にまつわる雑感

恐らく1年くらい前に書いたブログ記事ですが、ちょっと内容的にネガティヴな感じもして、アップするのためらっていたのですが、ふとしたキッカケで見つけ改めて読んでみると、内容的には意外に悪くないので改めてアップしようかと思います。

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今年はTwitterに加え、FacebookやGoogle+などSNSが大流行りで、ブログを更新する方にいまいち労力を割けていませんでした。ボソッと書く事に慣れてしまうと、キチンと文章を書く事が下手になる気がします。かと言って、そもそも日記も書いた事がないのに、今更って感じもありますが。

今日はここ暫くいろいろ思うところについて書こうかと思います。

僕のサラリーマン歴は、今年で早24年目です。前の会社で5年ちょっと、今の会社で18年半勤めた事になります。僕がサラリーマンになったのはバブルがちょうどはじけたと言われた頃。とは言えまだまだ景気は良く、実感としてはバブルもよくわからないけど、不景気というものもいまいちわからない時代でした。その後、今の会社に転職し、音楽業界に身をおいたのは、音楽業界が絶好調の頃。特に洋楽は全盛で、マライア・キャリーがミリオンを売るような時代でした。しかしその後、音楽業界も傾いていき、今やどこに底があるのかわからない不景気の闇に落ちて行くばかり。

先日、NYのオフィスに勤務していた日本人の友人が会社を辞めるとメールがありました。協業、合併、買収、激動のアメリカ音楽業界で18年勤務した実績は素晴らしい。しかし、最近またレーベルをたたむなど、不穏な動きがあると思っていたところで辞めるというのは、何らか会社都合の動きもあったんだと思います。

先日AppleがiTunes in the Couldと言う新しいサービスを発表しました。GoogleはGoogle Musicと言うサービスを、Amazonも同じようなサービスを開始しています。ソニーもUSではQriocityと言うクラウド型のサービスを開始しました。

しかし、これらは本当にユーザーが望んでいるサービスなのでしょうか?

日本以外の国では既に音楽配信サービスがパッケージの売上を上回っています。これは仕方ないと思います。音楽を楽しむメディアは、SP、EP、LP、テープ、CDと変化してきましたし、今後も変わるかもしれません。そもそも、海外ではCDの価格が安い、新譜では$18.99くらい、カタログでは$9.99とかざらです。日本円にしたら(異常な円高ではなく換算すると)新譜は2,000円弱、旧譜は1,000円程度と言うことになります。iTunesではどうか?これはもう皆さんご存知の通り、1曲$0.99ですから、新譜でもカタログ価格と言っていい安い価格です。つまりこれで売上が何割か下がる。しかし、デジタルのダウンロード販売に慣れてくると、今度はYouTubeとの差がよくわからなくなってくる。iPhoneやAndroidが普通になってくると、ここでいつでも手元でYouTubeを見たり聴いたりできると、お金を出して買うと言う行為がバカバカしくなってくる。そして、ますます音楽は売れなくなる。

でも音楽を聴く喜びって何だったんだろう?

音楽は心のビタミン剤、なんて言葉があった気がする。落ち込んだ時、悩んだ時、迷う時、音楽に励まされ、勇気づけられ、頑張ろうと言う活力を与えてくれた。音楽はアーティストがマスに向けて発信するものだけれど、受け取る側は非常にパーソナルなものとして受け取るのです。極端な話、自分のテーマソング化されるのが音楽の宿命なのです。

そして、そんな音楽の魅力は、歌詞であり、曲であり、サウンドでもあるのです。良い音で聴くことは実に重要。

かつてラジオは音楽情報を得る素晴らしいソースだった。でも、ラジオで一回聴いただけで満足はできなかったから、繰り返し聴きたかったから、そこでいいと思った曲やアルバムはLPやCDで買ったものです。良い音で、繰り返して聴くために。しかし、クラウドサービスもまたラジオのようなサービスです。オンデマンドで好きなものは聴けるかもしれない、しかしその程度のサウンド(音質)で良いんでしょうか?大事な感動が薄れているかもしれない。逆にラジオの様な新しい発見も無いかもしれない。セグメントされたマーケティングの中にサプライズってあるんでしょうか?

毎日レストランで食べ放題のビュッフェ食べたいですか?

音楽だって聴き放題と言われて嬉しいのは最初だけ、結局聴きたい音楽があれば良いんです。音楽は無くならないと言われていますが、売上は底なしに落ち続けています。限りなくシュリンクするでしょう。

レコード会社、オーディオ機器メーカーも努力しないといけません。CDのように、自分が購入した音楽を、自宅でも車でも出先でも気軽に、良い音で聴けるような環境をお客様に提供しないといけない。

ネットは便利だけど、社会構造や経済構造まで変えてしまった。でもそれは、ネットの不完全さが引き起こす悪い面も含まれていて、これをキチンとしたバランスの社会に戻すにはまだ相当な時間を要するでしょう。パソコンの進化が遂に減速したように、デジタルの進化速度がいつの日かちょっとゆっくりになるまでは、この状況は変わらないと思うし、それまでに音楽産業が破壊されないコトを祈りつつ…

5.20.2009

Ahmad Jamal live at the spotlite club 1958

僕が未だ大学生だった頃、ジャズを聴き始めました。ジャズについて誰も教えてくれなかった(と言うか、周りで誰も聴いていなかった)ので、いろんなジャズの本を読みながら、ジャズ喫茶に通い、輸入レコード屋(当時タワーレコードは輸入レコードしか扱っていなかった)に通い、中古レコード屋に通いました。

そんな中で、一枚、中古レコードで欲しかったけど微妙に高くて手が出ず買わずに見送ったレコードがあります。Ahmad Jamalの「portfolio of Ahmad Jamal」です。金額は忘れましたが、普通の倍くらいはした記憶が。



picture from Flickr! (http://www.flickr.com/photos/be-ond/3322052636/)

ところが、後からやはり欲しくなってそのお店に行ったものの見つからず、その後二度と出会うことはありません。アメリカに行った際は、New Yorkにある「Jazz Record Center」という中古盤屋さんにもわざわざ行きましたが、それも見つけられてませんでした。それからかれこれ20年は経過しましたが、ある時ユニバーサルさんから限定盤のCDで復刻していることがわかりました。しかし、気付いた時は時すでに遅し。これまたやはり入手できませんでした。


しかし、ネットでこのAhmad Jamalを検索したところ、この「Complete Live at the Spotlite Club 1958」というアルバムに「portfolio of Ahmad Jamal」が含まれてコンプリート盤として販売されていることがわかりました!



Personnel: AHMAD JAMAL(p), ISRAEL CROSBY(b), VERNELL FOURNIER(ds)
Recorded on Sep 5th and 6th, 1958 at Spotlite Club
except #12-14 recorded in Studio Chicago 1958.


今まで複数のアルバムに分散収録されていたライヴ録音、「AHMAD JAMAL(ARGO)」「PORTFOLIO OF AHMAD JAMAL(ARGO)」をまとめたコンプリート盤だそうです。さらにDisc 2の#12~#14は45回転シングル(ARGO 5306, 5317)にのみ収録されていたレア音源だそうで。

海外からの直輸入でしたがソッコー買いました。約一週間で無事到着。今も聴きながらこれ書いています。

いや~、ようやく長年の胸のつかえが取れた気分。音もリマスターされていていい感じです。でも、本当はアナログのこの白いジャケットのが欲しいんですけどねぇ。もし今度、間違って見つけた時は、絶対に買うと思います(^_^;)。

1.16.2009

チャーリーとチョコレート工場

先日、録画したままずっとみていなかった「チャーリーとチョコレート工場」を見ました。



ティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演のなかなかシュールな作品です。タイトルやそのビジュアル、子どもたちが主なキャストだったりするので、そんなに期待しないで見たのですが、これが全く逆の期待を裏切られたというか。ティム・バートンが描く映像が素晴らしい上に、やはり主演のジョニー・デップの個性あふれる演技が素晴らしい。加えて、ストーリーも実に感動的でこんなにいい作品だとは思いませんでした。DVDを買ってまた見てみたいです。


ちなみにジョニー・デップがあの天才ベーシスト、ジャコ・パストリアスを演ずる映画も製作中とか?狂気と紙一重の天才でああったジャコをジョニー・デップが演ずるというのはまさに適役、これまた超期待作品です!

6.16.2008

Esbjörn Svensson逝去


スウェーデンのピアニスト、エスビョルン・スヴェンソンがスキューバの最中に事故で亡くなりました。享年44歳。

BBC News: Jazz champion Svensson dies at 44

ジャズ業界的には実に大きな損失です。かのキース・ジャレットでさえ、エスビョルン・スヴェンソンがいま最も注目すべきピアニストだと言うほど、次の世代を担うピアニストでした。

そして、僕にとって彼は親友でした。スウェーデン人と日本人、お互いネイティブでない英語でのコミュニケーションでしたが、その友情は間違いなく親友と呼べるものでした。そして、僕が出会った中でも最も尊敬すべき人間性を備えたミュージシャンでもありました。

生まれてはじめて親友を失うという例えようのない喪失感。しかし、彼の家族、奥さんと2人の息子の事を思うと、気の毒でなりません。会社でニュースを聞き、泣きました。

こんな個人的な想いは、blogに書くべきでないことかもしれませんが、彼が伝説となって全ての音楽ファンの心の中で生き続けていくことを願って書かせてもらいました。

9.26.2007

SOMETHIN' ELSE


SOMETHIN' ELSE
Originally uploaded by t5jazz
秋の夜長にはスタンダード・ジャズ。スタンダード・ジャズと言えばこれ、SOMETHIN' ELSEです。人の感性というのは、気候とものすごくリンクしているんだなぁと思う今日この頃。久々に聴く、このジャズの大名盤は、秋風と共に五感に染み渡ります。

12.16.2006

心あたたまるアルバム

Michael Breckerというサックス奏者のバラード・アルバム「NEARNESS OF YOU」を久々に聴いてみました。

何しろメンバーがすごい。ドラムがJack DeJohnette、ベースはCharlie Haden、ピアノはHerbie Hancock、ギターにPat Methenyですよ。加えてスペシャル・ゲストでJames Taylorも2曲参加。このJTをボーカルにフィーチャーした<Don't Let Me Be Lonely Tonight>が最高。バラード・アルバムだし、アルバム全体がしっとりしているんだけど、スゴイ人たちだけに、一音一音に緊張感が詰まっていて一切無駄な音がない。実に素晴らしい。

この季節に最高、オススメの一枚です

11.19.2006

アナログ盤の聴こえ方がいまいち?

スピーカーを変えてから音が良いとされるCDまたはSA-CDばかりを聴いていたが、アナログ盤の聴こえ方も気になってチェックしてみた。

これまた、まずは音が良いとされる録音のアルバムを何枚か、ジャズ、ロック(と言っても新しいロックではないけど・・・)、ソウル系をいろいろ聴いてみ た。いまいちパッとしない。どうしてだろう?スピーカーに鳴らす力がないのか、あるいはそもそもアナログの音がその程度なのか?

一つ予想できたのは、CDとアンプの接続を通常のRCAピンケーブルからXLRキャノンケーブルに変えたこと(スピーカーを買い換える前だけど)。これに よってCDプレイヤーからの音のレベルが格段に上がり、音質がものすごく変わった。音のレベルの違いはCDのケーブルの差でも大きいので、これによってア ナログ盤との差はアンプのボリュームつまみの数値で1.5倍くらい違う。

試しに同じアルバムのアナログ盤とCDを聴き比べてみた。ブルーノートの最高傑作「SOMETHIN' ELSE」だ。CDはRVGリマスター・ヴァージョンである。

DSC02406.JPG

こうやって見ると、やはりアナログ盤の大きなジャケットはいいなぁ♪

CDプレイヤーの方で音の出力レベルを調節できるので、あらかじめ同じ程度に聴こえるようレベルを下げ、アンプでCDとアナログを切り替えて聴き比べてみた。結局10dbも下げることになった(@_@)

ちなみに今回は音のレベルの差による聴こえ方の違いは無視している。実際は音のレベルが小さいと音的にしょぼく聴こえる。ボリュームを上げればいいじゃないかと言われるかもしれないがそうではない。伝送される信号量が変わってくるのである。

感想から言うと、音のレベルを大きく上げて聴き比べたアナログ盤は意外に音がよく聴こえたが、結局中域が厚く聴こえるのは、なかなかアナログ盤では再生し きれないものすごく高い音域が無いため、あたたかくふくよかな音に聴こえるだけであった。反対にCDではリマスターされているのもあるが、ミュート・トラ ンペットの空気感などがきちんと聴こえるような音域まで再生され、逆にその分中域が音量というか信号的には出ているにもかかわらず、耳が高域に持って行か れてしまいがちなため、中域が薄く聴こえてしまうようであった。

まぁでも、録音されている元の素材は同じなわけで、趣味嗜好の違いでアナログ盤の音の方がいいという人が存在するのもわからないではない。そのくらい今回 の試聴ではアナログ盤もきちんとよく再生されていた。たぶん、リマスタリングという作業が、音の周波数のポイントポイントで上げ下げを行い、中にはデジタ ルで変化させていたりするエンジニアもいるため、音がデジタル的に聴こえてしまうのを無意識に嫌う人もいるのかも知れない。

スピーカーを買い換えたからといって、アナログ盤がいまいちよく聴こえないのではなく、CDがよく聴こえすぎるがための弊害で、相対的によく聴こえないというだけの話であった。

8.19.2006

江ノ島に来た

某ミュージシャン達が江ノ島の海の家でライヴをやるというので久々に海の家に遊びに来ました。







やっぱり海はいいなぁ♪

8.12.2006

Jamie Cullum

最近、何度も繰り返し聴きたくなるアーティストがいる。ジェイミー・カラムだ。



彼のアルバムは最初聴いたときはそれ程すごいインパクトがあったわけではなかった。しかし、発売されて既に1年近く経とうというのに全く飽きないどころか、どんどん彼の魅力に引き込まれてしまう。特に"Mind Trick"という曲がいい。サウンドがシンプルで、良い声と、抜群の歌唱力。ちょっと比較対照としては違うけど、ビリー・ジョエルが出てきた頃にちょっと雰囲気は似ているかも知れない。もしくはベン・フォールズあたりだろうか。でもこういうアーティストがジャズ・レーベルから出てくるあたりが今の音楽シーンを象徴している気がする。ノラ・ジョーンズもそうだ。今やアコースティックなサウンドでヴォーカルを聴かせるようなタイプのミュージシャンは売れないとされて、ジャズ・レーベルくらいしか扱ってくれないのかもしれない。逆にジャズ・レーベルにとってはチャンスだ。もっとこういう真にいいアーティストがもっともっとミュージック・シーンに出てくるべきだと思うな♪

しかしこのCDを聴こうと思ったら棚にない。いったい、どこいっちゃったんだろう ....

11.26.2005

マイルスが愛したピアニスト

最近のお気に入りはアーマッド・ジャマル。かのマイルス・デイビスがそのサウンドを愛し、影響を受け、自分のバンドに誘い入れたものの断られ、代わりに加入させたレッド・ガーランドにアーマッドのように演奏しろといった話は有名である。

このアルバムThe Legendary OKEH & EPIC Recordingsはアーマッド・ジャマルがデビューした当時の音源をカップリングしたアルバムで、まさにマイルスが聴いていた頃の音源である。このEPIC音源の方はアナログで僕は持っていましたが、このCDの音源はリマスタリングを施されているからかかなり音が良いです。ピアノ、ベース、ギターというドラムレスのピアノ・トリオというのは非常に新鮮で良い感じです。超お奨めですよ、このアルバム。

10.13.2005

本業はジャズ

「本業はジャズ」どういうこっちゃ、って感じですよね。前回やっぱR&Bいいね、って書いたので、やっぱ一番好きなジャズのことを書かなくちゃって思いまして。

元々洋楽を聴きだしたのは高校生の時、初めて買ったレコードはクイーンの「世界に捧ぐ」でした。原題はNEWS OF THE WORLDでした。

別に音楽を知っていた訳じゃないけどジャケに惹かれて買ったんですね。これでクイーンにまずはまり、一気に全てのアルバムを買い揃えました。まぁここからツェッペリンやポリスなど1970年代後半のハードロック~パンクにはまっていったのです。90年代はR&Bにはまり、その後、決まったパターンの音楽に飽きて何か新しいものを求めていったときにジャズに行き着いたんです。

大学生の時でした。レコード店でアルバイトをしていたので、どんなレコードが売れるかはわかっていました。そこで初めて買ったジャズのレコードはBill EvansのWaltz For Debbyでした。

そこから僕のジャズ・LPレコード・コレクションは始まり、今では軽く1,500枚を越えています。もちろん今となってはもうアナログは増えていませんが・・・・。このビル・エヴァンスのアルバムはかなり衝撃的でしたね。まずロック・ポップでライヴ盤と言えば、大きな会場で泣き叫ぶような歓声が響き渡るイメージを持っていたのに、このアルバムではレストランでフォークやナイフ、お皿がカチャカチャとぶつかる音がするんですよ?なんて身近な作品なんでしょうか。そして歌がないからリラックスして聴けます。今でもMy Favoriteの一枚です。

しかし、オヤジギャグ系ではありませんが、クイーンのこの次の作品て、JAZZってアルバムだったんですよね。ここから既にジャズへの道は始まっていたのか!?って感じですね。

まぁこの作品でのJAZZってのは、まさに本来の意味である<ごちゃ混ぜ>って意味なんでしょうけど。