すっかりご無沙汰してしまったこのブログ。更新しないならいっそやめようかとも思ったが、折角書き溜めたものも消してしまうのは勿体ない。意外と未だに古い記事にアクセスしてくれている人もいるようですし、それはそれで貴重な情報源なのかもしれない。
そんな訳で久々の更新なのですが、インスタにはアップしていたのですが、愛用するアンプを修理しましたというお話。
アンプはマランツのPM-14SAという機種。スーパーオーディオCD (SA-CD)対応が売りのプリメインアンプで、実際自分が仕事でSA-CDの制作に携わり始めた頃に買ったんだよな。だから多分2000年くらいに買ったんだと思う。
買った当初は、それまで使用していたMusical Fidelity B200に比べて「つまらない音だなぁ〜」というのが正直な印象。レンジが広くてフラットな音なのかもしれないけど、何か艶に欠けるというか、あまり好みの音では無かった。
しかしながら、スピーカーを以前使っていたRogers LS-4aから今のELACに変えてから随分と印象が変わった。下の写真は以前LS-4aを使っていた2005年の写真。ケーブルとか今に比べてゴチャゴチャしていなくてキレイだな(遠い目)。
ただし、その後2006年にスピーカーをELACにして、スピーカー・ケーブルをバイワイヤリングにしてからグッと良くなった。更に気に入らなかったアナログの音も、外付けのフォノイコを導入することでそこそこ満足のいく音になった。
で、かれこれ25年、アンプの中央にある温度計のランプが点かなくなり、ボリュームノブのガリが酷くなり、ソースダイレクトスイッチを押すと音が出なくなってしまった。経年劣化といえばそれまで。いろいろストレスの溜まる状態になった頃に、Musiccal FidelityからなんとA1の復刻がアナウンスされた。かつて使っていたB200はA/B級アンプなのに対してA1は純A級、電力と熱の問題さえ気にしなければ音は最高なのは間違いない。B200でもあれだけ良い音だったのに、ましてやA1となれば、、、、、
が、20数年使ってきたこのアンプにも愛着が湧いてきたのも事実。ダメ元で修理を調べてみた。すると、なんとメーカーで修理できるかもしれないとわかったのだ。これは本当に嬉しかった。すぐさま、20kgあるアンプを台車で車まで運び、トランクルームに乗せてサポートセンターまで約1時間車を走らせる。アンプを預けて数日、基本的にはほぼ全ての不具合が直って戻ってきた。修理代は約3万。約40万円するA1買うことを考えればメチャクチャ安い。もう暫くはこのマランツのアンプでオーディオを楽しむことにした。
しかし、テレビ周りのオーディオ・スピーカーを1年ほど前にKEFにしたのだが、KEFというのは元々Rogersのユニットを作っていたメーカー。結局好きな音というのは変わらない、というかぐるぐる回るんだなぁ (笑)。
ちなみに修理を担当してくれた人が「物凄くキレイですね」と言ってくれていたが、そりゃ20数年設置してからほぼ動かしていないんだから、ホコリ以外に汚くなる要素がない。みんな、あちこち動かしているんだろうか?20kgもする重いもの、動かす方が不思議なのだが、、、、
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