11.19.2006

アナログ盤の聴こえ方がいまいち?

スピーカーを変えてから音が良いとされるCDまたはSA-CDばかりを聴いていたが、アナログ盤の聴こえ方も気になってチェックしてみた。

これまた、まずは音が良いとされる録音のアルバムを何枚か、ジャズ、ロック(と言っても新しいロックではないけど・・・)、ソウル系をいろいろ聴いてみ た。いまいちパッとしない。どうしてだろう?スピーカーに鳴らす力がないのか、あるいはそもそもアナログの音がその程度なのか?

一つ予想できたのは、CDとアンプの接続を通常のRCAピンケーブルからXLRキャノンケーブルに変えたこと(スピーカーを買い換える前だけど)。これに よってCDプレイヤーからの音のレベルが格段に上がり、音質がものすごく変わった。音のレベルの違いはCDのケーブルの差でも大きいので、これによってア ナログ盤との差はアンプのボリュームつまみの数値で1.5倍くらい違う。

試しに同じアルバムのアナログ盤とCDを聴き比べてみた。ブルーノートの最高傑作「SOMETHIN' ELSE」だ。CDはRVGリマスター・ヴァージョンである。

DSC02406.JPG

こうやって見ると、やはりアナログ盤の大きなジャケットはいいなぁ♪

CDプレイヤーの方で音の出力レベルを調節できるので、あらかじめ同じ程度に聴こえるようレベルを下げ、アンプでCDとアナログを切り替えて聴き比べてみた。結局10dbも下げることになった(@_@)

ちなみに今回は音のレベルの差による聴こえ方の違いは無視している。実際は音のレベルが小さいと音的にしょぼく聴こえる。ボリュームを上げればいいじゃないかと言われるかもしれないがそうではない。伝送される信号量が変わってくるのである。

感想から言うと、音のレベルを大きく上げて聴き比べたアナログ盤は意外に音がよく聴こえたが、結局中域が厚く聴こえるのは、なかなかアナログ盤では再生し きれないものすごく高い音域が無いため、あたたかくふくよかな音に聴こえるだけであった。反対にCDではリマスターされているのもあるが、ミュート・トラ ンペットの空気感などがきちんと聴こえるような音域まで再生され、逆にその分中域が音量というか信号的には出ているにもかかわらず、耳が高域に持って行か れてしまいがちなため、中域が薄く聴こえてしまうようであった。

まぁでも、録音されている元の素材は同じなわけで、趣味嗜好の違いでアナログ盤の音の方がいいという人が存在するのもわからないではない。そのくらい今回 の試聴ではアナログ盤もきちんとよく再生されていた。たぶん、リマスタリングという作業が、音の周波数のポイントポイントで上げ下げを行い、中にはデジタ ルで変化させていたりするエンジニアもいるため、音がデジタル的に聴こえてしまうのを無意識に嫌う人もいるのかも知れない。

スピーカーを買い換えたからといって、アナログ盤がいまいちよく聴こえないのではなく、CDがよく聴こえすぎるがための弊害で、相対的によく聴こえないというだけの話であった。

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