3.13.2009

電子証明書と確定申告

今年もようやく確定申告の作成が終了しました。

サラリーマンで、且つ、年収は間違っても2000万円を超えることはないので、基本的には確定申告は縁遠いはずなのですが、何故か毎年、医療費やら、住宅関係やら、何かしら申告しないと行けないというか、申告すると税金を戻してくれる環境にあるというか。。。

医療費だけとか、住宅ローン控除だけとか、単発のものならマニュアルに沿ってやればできるので、国税庁HPにある確定申告書作成ページで書類を作ってプリントして郵送って事を何度かやりましたが、損金の控除とか、繰越とか、そこに医療費控除も入ったりとか、いろんな複合技になってくると、どの書類に何を書けばいいのかさっぱりわからない。結果、2005年〜2007年分までは毎年税務署に行って、確定申告書を税務署の方の指導の下、はいっ!質問があります!みたいに手を挙げて教えていただいては書いて提出しておりました。

しかし、今年はもたもたしているうちに、あと一日しか余裕が無くなり、思い立って昨年の申告書控えを見ながら、ネットでやってみました。医療費もまとめてみると意外にあるもので、これまた全くノーマークだった領収書を一年分ペタペタとやり、まぁ会社の経費精算を一年分まとめてやるようなものですよ、かれこれ4時間かかってやっと2008年分の確定申告書の作成を終えました。超疲れた ....

しかし、確定申告書のフォーマットはちゃんと理解すると意外にシンプルに作られており、順を追ってやれば簡単にできるようになっていました。じゃあ何が障壁か?理由は一つ、説明がわかりにくいんです。書類ありきで説明するからわからない。申告する側に立って考えれば、書類ありきじゃなく、生活や商売ありきで考えて、それを如何に書類に落とし込むかをわかりやすく説明してくれればいいのに、書類ありきでどうやって数字を書くかを一所懸命説明するからわからない。まだまだ改良の余地ありですよ。この国税庁HP!

それと、e-Taxとやらで申告すると最大5000円分の控除があるって、オンラインで全て出来るならいいじゃん!と思ってやってみようと思ったけど、電子証明書のところでつまずいて終わり。まず電子証明書のハードルをもっと低くしないとダメですね。どうやったら電子証明を取れるかがよくわからないし、そもそもそんなもん要るのかよ!?って感じです。ネット上で本人認証をする手立てって、もっと他にもいろいろあると思うんです。最終的には振込口座が本人のものじゃなければいけないとすると、いわゆるサラリーマンの還付金系の確定申告は別に本人認証いらねーじゃん!って感じがするんですけど、どうなんでしょ?国税庁さん。e-Taxを使わせたいのか、使わせたくないのか、それすら僕ら一般庶民にはわかりません。

とりあえず、Windowsだけでなく、Macでもきちんと使える環境を用意してくれている姿勢にはちょっと感心しましたが ....

まぁでも、また次は一年後なので .... とりあえずは .... おやすみなさい。

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