9.11.2005

選挙と9.11

今日は選挙でしたね。僕は人生3度目?(決して若くはありません・・・)の選挙に行ってきました。今までぜ~んぜん選挙って行かなかったんですね。でも今回はわかりやすい選挙でしたね。郵政民営化に賛成か反対か。別に論点はそこだけじゃないと思うんだけど、一貫して小泉さんが言い続けたのはそこだけで自民党圧勝だもの。

選挙もネットで投票できると楽チンなのにね。それ以上に、様々な法案の賛成反対もネットで国民が直接参加できると良いのにって思いますね。まぁパソコンでってのはいろいろ難しい面もあると思うし、デジタルテレビがもっと普及したら、各家庭の中でもテレビで意見を述べられるといいよね。そうするともっと政治が国民に近くなると思うし。

ところで選挙に話を戻すと、今回の郵政民営化の話ですが、僕は民営化には賛成です。27万人もいるんでしたっけ?パート的な扱いの人も入れると30万人を越えるらしいですね。かつてのNTTも30万人いましたよね。でも今や連結ベースで20万人だそうです。かなりスリムになりましたね。一つ不思議なのは、民営化しないままスリムにはできなかったんですかね?そういう問題ではなくて、国の事業としては必要ないって事ですかね?まぁごもっとも。それより早く利権の巣窟のような道路公団を何とかして欲しいですね。そして郵政民営化でかつてのNTTみたいにまた株で儲ける人がお役人の中にいないといいですけどね

某シンガーが「郵政民営化賛成って言えないんですか?」と言っていたらしいというコメントをテレビで見ました。野党のみなさん、なんでこぞって反対、もしくはわかりにくい賛成の仕方をしたんでしょうか?民主党の党首もなんだかよくわからない言い方をしていましたね。賛成なら賛成とはっきり言えばいいのに。もっと違いを明確にすべきですよね。今回はそれが失敗ですね。小泉さんの掲げる郵政民営化に、国民の総意も賛成しているわけで、それを早くに見抜いて賛成しながらも、別の論点で戦うべきでしたね。もしかして靖国参拝反対とか、つくポイントを変えるだけでもっともっと善戦できたかも知れないのに。

そして今日は9.11ですよ。そういう日に選挙をするという事もちゃんとついて行かないと。マーケティングですよね。宣伝戦略。NHK BS-hiで9.11テロ~イラク戦争のことを時系列に辿ってドキュメンタリー番組を組んでいました。なかなか良い番組でした。今やアメリカの事を嫌っている世界の人たちはアメリカ国内含めてかなり多いはず。ジャーナリストが良いことを言っていて、「それはアメリカが1番で素晴らしいという理論を押しつけるからである」と言っていました。まさにその通りですね。先日、ニューオーリンズでの災害をニュースでやっていて、それを見ていて同じ思いをしました。アメリカ軍の人でしょうか、救助活動をしている人のコメントが「アメリカでこんなことが起きるなんて悲劇だ」ですよ。アメリカで?アメリカ限定ですか?じゃあ他の国なら悲劇じゃないんですか?このコメントをした人、根底から腐っていますね。世界中で悲劇は今も起きているし、アフリカでは今も貧困にあえいで人が亡くなっているというのに。多くのアメリカ人の心の根底にはこういう考えが宿っているんだな、と思いました。もちろん全てではありません。僕の知っている多くのアメリカ人は、決して自分たちが一番だなんて自惚れを持たない人もいっぱいいます。


世界中の人たちが、広い心を持って、お互いの良さを認め合い、助け合って、平和な世界を築くことが出来ますように♥

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