11.27.2005

BOSE Wave Music System & B&O BeoSound 1

今日は前から気になっていたBang & Olufsen社のBeoSound 1を試聴してきた。試聴ってお店に置いてあるCDだと普段聴いているものと違ってイマイチ音の善し悪しが判断できないので、家から自分のCDを持っていった。ショルダーバッグが小さかったので、とりあえずスティーリー・ダンのAjaを。アーティスト監修のリマスター盤である。

結果から言うと、音に関しては申し分ない、間違いなくB&Oの勝ちである。バランスも素晴らしい。オールインワンシステムだけに、B&Oも低域を補うためのサブウーハー的なスピーカーを内蔵、5スピーカー構成らしいが、BOSEで感じるような低域が出過ぎる感じは全くない。しかし!高すぎる。17万を超える金額は2ndオーディオにかけるには高すぎる。7万円を超えるBOSEでさえ悩んでいるのに、それより10万円も高いのである。いくらなんでも・・・・10万円くらいなら間違いなく買っていた・・・・と店員に言ったところ、「それなら私がそこから買っています」と言った店員にも閉口した。そりゃお店の人がいっちゃいけないセリフでしょ。間違いなく買うことはないと確信した。

そして自宅に戻り今日も試聴。今日はまず、夭折の天才ベーシスト、ジャコ・パストリアスのデビュー作にして最高傑作、ジャコ・パストリアスの肖像から。

いや~、これは素晴らしいですよ。ジャコのベースがこんなラジカセみたいな小さなシステムでもちゃんと前に出てくるし、ジャコのベースが全てのサウンドの中心になっている。これはジャコ・ファンなら、この1枚のためだけにでも買うしかないですね(笑)。ウソウソ、別に僕はBOSEの回し者じゃありませんから。しかし、これで聴くジャコのベースソロはホント最高です。ジャコ・ファンのみなさんには是非一聴をお奨めします。

これ以外にも、コルトレーンの至上の愛(デラックス・エディション)、ミッシェル・カミロとトマティートによるSpain、ブラッド・メルドーによるLargo、そしてここ最近のお気に入りであるジョシュア・レッドマンのMomentum(いずれも全部ジャケを載せると重くなりそうなので省略します。リンクはAmazonにしてあるので、気になったらそちらで見てみて下さいね)。

まず言えるのは古い音源ほどよく聴こえる、というと語弊があるな、通常のオーディオとの差が大きいと言うべきか。コルトレーンの至上の愛なんてジミー・ギャリソンのベースがぶいぶい言っています(笑)。そしてもう一つ、新しい音源は今風のサウンドほどよく聴こえます。ベース、ドラムが出過ぎても出過ぎることはないくらいに感じるサウンドであれば、それはそれはカッコ良く聴こえます。ジョシュア・レッドマンのMomentumなんかオルガン・ベースが最高に格好良いし、ジャミロのDynamiteなんか夜中でもこんな小さなシステムで踊り出したくなるくらい、最高ですよ。夜、耳の高さに置いて小さな音量でも、ちゃんと低域が出てくる音ってこんなに気持ちよく聴けるんだって感心しました。

いや~、悩むなぁ。買っちゃおうかなぁ=3 BOSEの思うつぼだなぁ(^_^;)

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