5.14.2008

Stop Making Sense

昔から持っているアナログのカセットテープ(僕が高校生時代からだからかれこれ20年以上経過している!?)やVHSのビデオテープ(こちらはそこまで古くはないが、まぁ似たり寄ったりである)をデジタル化することが課題であったが、ふとしたきっかけでまずビデオからデジタル化することにした。


そもそもVHSのクオリティなのでそれほどクオリティは要求されず、通常のDVDクオリティで十分、HDDレコーダーの録画モードでSPという標準モードで十分である。何本かHDDに取り込み、簡単な編集をほどこし、DVDに焼き付けるという地味な作業をした後、次は何をデジタル化しようかな?とVHSビデオテープを保管している棚を覗いたところ、Talking HeadsのStop Making Senseというビデオが目に入った。学生時代に好きだったロックバンド、当時はニューウェーブとかポストパンクとか言われたかなり個性的なバンドである。Stop Making Sense自体は端的に言うとライヴ映像の映画であるが、監督が凄い。あの「羊たちの沈黙」の監督、Johnathan Demmeなのである。よくあるライヴ映像とは一線を画した、かなり画期的な映画である。改めて今みても、全く古くささを感じない。

元々映画で見た僕は、たまたまアメリカ出張に行ったとき、タワーかHMVでWIDESCREEN DEGITALLY RE-MIXED AND RE-MASTEREDと銘打ったVHSビデオが2,000円以下で販売されている(当時ビデオと言えば1万円以上というのが普通だった)のを見つけ、感動&即衝動買いしたビデオである。こうして改めて映像を見ることが出来ることに感動、そしてHDDレコーダーに普通にダビングできることにも感動!!HDD→DVDに移したら、iPod classicに転送して通勤電車でこの映画を見られるかと思うと .... ドキドキ!

しかし、こうして映画が出来てから約四半世紀が過ぎ、改めてTalking Headsのパフォーマンスを見ても実に素晴らしい。彼らの特徴はビートなんですよね。ロックバンドと言いながらも、あのアフロビートの嵐に溢れたタイトなサウンドは実に素晴らしい。特にマライア・キャリーもFantasyという曲でサンプリングしたTom Tom ClubのGenious Of Loveのカバーは最高!もしこれを読まれている「あなた」、Talking Headsに少しでも興味を持っていただけたら、是非このビデオを見ることをオススメします!

な〜んて、YouTubeにあったのでここに貼り付けておきますね。でもこれ見て気に入った人はDVDを買いましょう!

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